こんにちは、受付のA.Cです。
今日はレントゲン撮影について、少しお話させてもらおうと思います。
歯科医院では患者様のお口の状態を知るために
様々な検査をさせて頂いておりますが
なかでもX線検査は、直接見ることのできない場所を調べる
大切な検査です。
Dr.はX線写真の小さな影から、さまざまな情報を読み取り
診療に役立てています。
その際の質問で多いのが、撮影時の被曝量はどれくらいと言った質問です。
歯科のX線撮影の被曝量は自然放射線と比べても
はるかに小さいものです。
人体への影響は
放射線のエネルギー量だけでなく、放射線の当たる組織によって
変わってきます。
放射線の人体への影響をシーベルトという単位で表しますが
お口の中にフィルムを入れて撮影する
デンタル撮影で、一枚あたり約4〜20マイクロシーベルト
お口全体を展開図のように写すパノラマ撮影で約20マイクロシーベルトです。
一方私たちが日常生活で、周りの環境から常に放射線を受けている
自然放射線は地域によって異なりますが
年間で1人当たり約400マイクロシーベルトと言われています。
比較するとはるかに小さいですね。
例で言えば、飛行機で東京〜ニューヨークを一往復したほうが
実行線量が高いのです。
こう言った事から、X線撮影時の影響は非常に少ないものです。
より影響を減らす為に、鉛の入ったエプロンも掛けさせて頂いております。
皆様ご安心して検査を受けてくださいね。