奥歯が無いと太りやすい?

クリニックブログ

2019.10.31

皆さんこんばんわ、スタッフの志賀です(  )

奥歯を失ってしまい「いつかなんとかしなくちゃ」と思いながら、いつの間にか慣れてしまい、治療を先延ばししておられる患者さんを時々お見かけます。

実はこの「慣れ」こそが怖いのです!

奥歯を失うと、咀嚼機能が低下します。

咀嚼機能が低下すると、軟らかくて食べやすい物、簡単に満足感を得られる物につい手が伸びやすくなります。

例えば、うどんやラーメンなどの麺類は、よく噛まなくても食べやすい食べ物です。

すすって流し込めるので「噛めない」というストレスを殆ど感じずにすみます。

カレーライスを同様です。手軽に満足感が得られます。

その結果、「しっかり食事はとれている」という自己評価になりがちです。

こうした噛めなくても食べられる食事は、じつはカロリーオーバーを引き起こしやすい一方、筋肉量の維持に必要な動物性タンパク質や、老化を防ぎ体調を整える抗酸化物質、ビタミン、ミネラル、食物繊維などが乏しく、深刻な栄養不足を招きやすいのです。

肥満につながりやすいうえ、低タンパク質で筋肉が減ってしまうのでは、むしろ健康増進には逆効果。

しかし現実に噛めないものが多くては、栄養改善のしようがありませんよね、、

奥歯を失ってから、食の好みが変わってきてはいませんか?

血糖値や内臓脂肪、体脂肪率が上がってはぃせんか?

病気の発症リスクを減らすためにも、歯科治療をしっかりと受けて噛めるお口を取り戻しましょう!