歯磨き粉について

スタッフブログ

2018.09.28

こんにちは。スタッフの和田です。

今回は歯磨き粉の選び方についてお話します。

放っておくと痛み出し、厄介なことになる虫歯。毎日の歯磨きでしっかり予防することが大切です。

しかし、虫歯予防に効果的な歯磨き粉はさまざまなメーカーから販売されており、フッ素配合のものやキシリトール配合のものなど種類もいろいろ。いざ購入しようと思ってもどれを選んでいいのか迷ってしまう方も多いと思います。

虫歯予防に有効な成分としておなじみのフッ素。特に虫歯になりやすい人は、フッ素が1000ppm以上配合されている歯磨き粉を選ぶと、一層虫歯予防の効果が狙えます。

ただし、6 歳未満のお子様へは、誤飲の可能性もあるので、フッ素濃度1000ppmを超える歯磨き粉は使用しないようにしましょう。

「キシリトール」には、虫歯菌を抑制してくれ、さらに食事で酸性に傾いた口の中を中性に戻してくれる優れた効果があります。また、天然成分なのも安心ですね。キシリトールは1日5g以上とると虫歯菌を減らすというデータがあり、歯磨き粉だけでなくキシリトールが含まれたガムや錠剤などでも効果があります。

グルコン酸クロルヘキシジンは殺菌効果が高い成分で口の中の細菌を押さえ込み、歯周病対策・口臭予防でも力を発揮する成分です。殺菌効果の持続力・持続時間も長いのでフッ素と一緒に入っていると嬉しい成分ですね。

フッ化第一スズは特に虫歯予防効果が高いフッ素の一つではありますが、他の成分に比べて虫歯予防効果が非常に高く、虫歯の原因となる菌の活動を抑えてくれる成分です。

できるだけ研磨剤が少ない商品を選びましょう。研磨剤が配合されている歯磨き粉を選んでしまうと、歯の表面を傷つけてしまったりする可能性があります。

また発泡剤(ダウリル硫酸ナトリウム)も、可能な限り少ないものがおすすめ。泡立ちがいいと磨いていないのにちゃんと磨いた感じになってしまう方がほとんどですが、長い時間をかけて隅々までブラシを立てて歯を磨き、歯磨き粉の薬効成分を行き届かせるのが理想的です。

 

毎日使う歯磨き粉なので、ご自身にあった歯磨き粉を使用することをおススメします(^^♪