酸蝕症について

スタッフブログ

2018.07.31

こんにちは。受付の大竹です。

今回は酸蝕症についてお話したいと思います。

酸蝕症とは、歯に胃酸や酸性の飲食物が繰り返し触れることで起きる病気です。

むし歯や歯周病に続く第3の歯科疾患として注目されています。

歯はもともと、酸がとても苦手です。

酸に触れると化学反応を起こして溶けてしまうからです。

とはいえ、食べ物のほとんどは酸性。

なのに歯が溶けてなくなってしまわないのは、唾液が酸を洗い流し中和して、歯を守ってくれているからです。

ただし、唾液の能力にも限界があり、強い酸が口の中のに繰り返し入ってくると、唾液の作用が追いつかず、歯が溶けてしまうのです。

酸蝕症は酸が触れた歯面すべてで起きます。

また、硬いエナメル質が溶けて薄くなったところにむし歯ができると進行が加速し、酸で軟らかくなった歯は摩耗・咬耗も病的に進行しやすくなるのも酸蝕症の特徴です。

酸蝕症は現代の食生活や生活習慣病と関わりの深い病気です。

食生活にも気をつけ、大切な歯を守っていきましょう。

気になる症状がございましたら、お気軽にご相談ください♪