噛み合わせについて

スタッフブログ

2018.02.22

こんにちは。スタッフの和田です。

今回は歯の噛み合わせについてお話します。

みなさんはご自身のかみ合わせについて考えたことはございますでしょうか。

噛み合わせが悪いといろいろと良くない影響があるということは聞いたことがあるかもしれませんが、そもそもなぜ噛み合わせは悪くなるのでしょうか。

噛み合わせを悪くする原因は大きく分けて5つあります。

1.虫歯 ⇒虫歯菌が出す酸によって歯が溶けたり、治療で歯を削ったり抜いたりすることで歯そのもの形状が変わったりして歯並びが悪くなり、噛み合わせが悪くなることがあります。

2.歯周病、老化  ⇒歯周病によって歯の根元が弱くなってくると歯並びが変わり、噛み合わせが悪くなることがあります。また、老化によって歯周病のリスクは上がっていきますが、老化そのものによって歯茎が弱くなり、歯がぐらぐらして揺れるようになると、歯の向きや並びが変わり、噛み合わせが悪くなっていきます。

3.遺伝 ⇒生まれつき顎の関節が弱かったり、歯並びが悪かったりと、遺伝により噛み合わせが悪い人もいます。
上あごより下あごの方が前に出ている人は噛み合わせが逆になるため、噛み合わせが悪くなります。

4.子供の頃の指吸い、噛み癖⇒幼いころに指を吸っていたり、何かを噛んでしまう癖を持っていた場合、その影響で歯が生える向きが変わってしまい、噛み合わせが悪くなってしまいます。

5.食習慣⇒子どもの頃から煮干し等の固い食べ物を食べる習慣がない人等は顎の骨格が弱かったりするため、噛み合わせが悪くなる場合もあります。近年は、顎が細い人が見た目にもシュッとしていて魅力的ですが、噛み合わせの面から考えると良くないこともあります。

 

 

噛み合わせが悪いまま生活を続けていくと、いろいろな面に悪い影響が出てきます。

身体的な症状としては、あごの痛み、肩こり等があります。

 

噛み合わせの悪さの治療方法は、大きく分けると以下の2つのようなものがあります。

1.歯を削る

2.矯正をする

その中でも多いのは、「歯並びを矯正する」です。ご自身の歯そのものを見た目も美しく、噛み合わせもしっかりと治すことが出来ます。

「歯を削る」治療は、八重歯を削ったり、虫歯になった歯に詰め物やかぶせを行ったことで変わってしまった噛み合わせを治すために行う人が多いです。

たった1本の歯の形や向きが変わっただけでも、他の歯の形や向きが変わり、噛み合わせが悪くなってしまうことがありますので、以前は気にならなかった噛み合わせに違和感を感じ出したら、歯科医で相談した方が良いかもしれません。

お口の中で気になることがございましたら、ぜひ当院にご相談ください。