親知らず

スタッフブログ

2016.09.23

こんにちは!スタッフの和賀井です。
みなさんは「親知らず」生えていますか?
親知らずとは、正式名称では「第三臼歯(智歯)」と呼び
18歳前後から生えてくる、一番奥に生えてくる8番目の歯です。

この親知らず、決して必ず抜かなければならないということではありません。
きれいにまっすぐ生えていれば、他の歯と同じように長く使える歯です。

親知らずの生え方とはしては、大きく分けて3パターンあります。
1つ目は、まっすぐに生えている。
2つ目は、半埋伏。親知らずの頭の一部が露出していて、斜めに生えている。
そのため、前の歯にぶつかったり押してしまう可能性があります。
3つ目は、完全埋伏。骨の中で真横に生えている状態です。

1つ目のようにきれいにまっすぐ生えている人はなかなか少ないようです。

実は私もレントゲン写真を撮影したところ
親知らずが生えていることを知りました!
しかも親知らず上下4本生えていました!

下は横に生えていて完全埋伏しています。

↓私のレントゲン写真です。

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一般的に抜いたほうがいいと言われているのは、2つ目の半埋伏と3つ目の完全埋伏です。
これらの親知らずを放っておくと、歯のトラブルの原因になります。

考えられるトラブルとして
1.歯肉が腫れる
半埋伏で生えてるパターンに多いです。
手前の7番目の歯との境目に汚れがたまりやすいので
菌が繁殖しやすく、炎症を起こしてしまいます。

2.虫歯になる
磨き残しが続くと、親知らず自体が虫歯になります。
この場合、生え方によっては抜歯する場合がらあります。
また親知らずではなく、手前の7番目の歯が虫歯になってしまうことも少なくありません。

3.歯並びが悪くなる
親知らずが横向きに生えていると、手前の小さな歯を押してしまい
歯並びが悪くなる場合があります。
その場合は抜歯か必要となります。
動いたあとに、親知らずを抜歯しても
元には戻らないと言われていますので
他の歯に影響が出るようなら、抜歯を検討されたほうが良いでしょう。

まずは、親知らずが生えているかどうか知らない方も多いのではないのでしょうか?(現に私もそうでした)
私も先生と相談して、抜歯を検討しています。

親知らずが生えていて
抜くべきか不安な方
親知らずがあるのかどうか分からない方
ぜひ一度当院にご相談ください☆