インプラントの救世主!セラビームアフィニーの5つの効果とは?

歯科お役立ちコラム

2016.07.22

虫歯や歯周病、更には突然の事故などで歯を失ってしまったとき、自分の歯のように噛むことができるからとインプラントを選ぶ方も多いです。

しかし、インプラントが入れ歯やブリッジよりも高価だからって、しっかり顎に固定されて一生自分の歯のように使えるだろうと、なんの疑いも無く信じているとしたら要注意です。インプラント本体の状態によっては、後にトラブルが起こり、早い段階で抜け落ちてしまう可能性もあるのです。

そこで開発されたのが、インプラントの寿命を左右する道具、セラビームアフィニーです。いったいどんな効果があるのでしょうか。使わないことで、どんなリスクがあるのでしょうか。

今回は、そんなセラビームアフィニーの魅力について細かくみていきましょう。

インプラントは製造後どんどん劣化するというショッキングな現実

そのインプラントお疲れ気味かも?
インプラントは、処置を行った後に顎の骨にしっかりと接触して初めて成功です。そのためには、土台となる顎の骨の厚みが重要ですが、それだけではありません。実は「インプラント本体が作られてからどれだけの時間が経過しているか」ということも大変重要なのです。

どんなものでも時間の経過とともに古くなってしまうように、主にインプラント装置に使われているチタンも、チタンエイジングという劣化現象を起こします。これが影響を及ぼすのは、顎の骨への接触率です。

チタンと骨の接触率は、工場で製造されたインプラントをすぐに使用した場合で90%といわれていますが、製造されて4週間経過した場合だと50%と、大きく異なります。インプラントは歯科医院で製造するのではなく、事前にメーカーに注文して処置日に合わせて届けられるため、製造後すぐに使用することはできません。したがって、チタンエイジングが起こっていない状態のインプラントを使用することはまず不可能なのです。

インプラントの成功率を決めるセラビームアフィニーとは?

セラビームアフィニー

インプラントの接触率が徐々に落ちてしまうのは、自然なことであり、防ぐことは出来ません。それでもなんとか新品並みの接触率でインプラントを使えないだろうか…そんな願いから開発された機器が、光機能化技術というものを応用したセラビームアフィニーです。インプラントの成功率を大きく変えるセラビームアフィニーの効果とは、いったい何なのでしょうか?

2.1 インプラントの安全性を新品同様に復活させる

光機能化技術とは、特定波長の紫外線を放射して劣化の原因を除去する方法です。光機能化技術であるセラビームアフィニーを使用して、特殊な光を当てることで、チタンエイジングの起こったインプラント本体を製造直後の状態に戻す事ができます。製造から4週間以上たった物であっても、接触率が98%に回復するといわれています。

2.2 新品同様のインプラントは約3倍ぴったり吸着!?

インプラントイラスト

セラビームアフィニーを使用したインプラントは、新品同様の鮮度となり、顎の骨に接着しやすくなります。なぜなら、接着の際に欠かせない周囲の骨芽細胞の数を大幅に増やすことで、骨と強く密着するからです。強く密着したインプラントなら、安定性は勿論の事、骨全体とのバランスが保たれる為、天然の歯と同等の強度を持ちます。

インプラントの欠点を補って成功率を飛躍的に上げる救世主

施術画像
セラビームアフィニーによって、インプラントの接着率が大いに向上することがお分かりいただけたかと思います。インプラントは術後のトラブルも大変多い処置ではありますが、接着率が上がることで、どんなトラブルを回避できるのでしょうか。

3.1 インプラントが抜けてしまうリスクを軽減

インプラントは術後、顎の骨との接着を見るために数ヶ月様子をみます。その際、元々の骨があまり丈夫でないと、接着が上手くいかずにインプラントがグラグラしてきます。そして最悪の場合、抜ける、あるいは撤去せざるを得ない状態になってしまうのです。セラビームアフィニーを使用する事で起こる骨芽細胞の増加は、インプラントの安定性や強度を高める為、術後に抜けてしまうというリスクを大きく軽減するのです。

3.2 術後の治癒期間の大幅な短縮化

術後、インプラントと顎の骨が定着するまでの期間には個人差があります。特に、骨があまり丈夫ではない人の場合、治癒まで6ヶ月もかかる場合もありますし、安定性や強度にも不安が残りますよね。

そこで頼りになるのがセラビームアフィニーです。
セラビームアフィニーを使ったインプラントは、周りの骨芽細胞の増加を促進します。その結果、インプラント周囲の顎の骨を増やし、接着時間を早め、治癒期間を大幅に短縮する事が出来るのです。

3.3 インプラントの歯周病、インプラント周囲炎を予防

接着力を高めるだけではありません。なんと、セラビームアフィニーを使用したインプラント本体を使用する事で、インプラントの歯周病・インプラント歯周炎を防ぐことができるのです。

セラビームアフィニーを使用したインプラント本体は、活性酸素を発生させます。この活性酸素には病巣を治療する効果があり、インプラントトラブルの原因である細菌を、除菌してくれるというわけです。

インプラント本体と顎の骨の接着を強化させるだけでなく、接着部分の除菌も行えるセラビームアフィニー。これは、今までのインプラント処置の常識を覆す、画期的な方法といえるでしょう。

でも、セラビームアフィニーの機械は高いので置いてある歯科医院は少ない

施術相談

大変利点の多いセラビームアフィニーですが、唯一の欠点は高額であることです。そのため、リスクが大幅に軽減されるとわかっていても、導入できない歯科医院が多いのが現状です。
同じインプラントであっても、医院側の設備によって結果は大きく変わります。あなたはどちらを選びますか?

インプラントを検討するならセラビームアフィニー導入歯科へ!

受付画像

インプラント処置の安全性を大幅に上げるセラビームアフィニー。今回ご紹介した5つの効果が魅力的だからこそ、歯科治療の最先端である海外ではセラビームアフィニーが頻繁に使われています。これからは日本でも多くの歯科医院が導入する事となるでしょう。

インプラントを検討中の方は、是非セラビームアフィニー導入歯科を選び、最先端の技術を一足先に体験してみてはいかがでしょうか。


メールでの診断予約・無料相談はこちら