虫歯菌について
スタッフブログ
2018.05.31
こんにちは。スタッフの和田です。
今回は虫歯を引き起こす原因の菌についてお話します。
口の中には様々な細菌が存在していて、その菌が歯や歯茎に悪さをすることで、虫歯や歯周病といった口内トラブルが発生します。
中でも虫歯菌として有名なのは、ミュータンス菌と呼ばれる存在です。
ただ、ミュータンス菌に代表される虫歯菌がどのような存在で何が問題なのか知らない方が多いのではでしょうか。
虫歯になるきっかけを作るのがミュータンス菌です。
ミュータンス菌はプラーク(歯垢)を温床として増殖します。
食べカスなどを養分に菌が繁殖したプラークは、ミュータンス菌にとって最適な環境です。プラークが歯の表面を覆うことで糖質から乳酸を作り出し、歯の成分であるカルシウムやリンを溶かしてしまいます。
ミュータンス菌を減らすには「フッ素」が効果的と言われています。
フッ素には、ミュータンス菌の活動を抑え、酸が作られるのを防いでくれる力があります。
さらに、歯を強化して再石灰化を促す効果もあるため、ミュータンス菌による虫歯予防にはフッ素入りまたは「フッ化第一スズ配合」の歯磨き粉を使用したり、フッ素ジェルを塗布したりするのがおすすめですよ(*^^*)