ジルコニアについて。

スタッフブログ

2017.02.27

こんにちは!スタッフの和賀井です。

今回はかぶせものの種類についてのお話です。

「ジルコニア」というかぶせ物の種類を聞いたことはありますか?

セラミックの中でも最も硬い材料であり

奥歯のかぶせ物のジルコニアクラウンという形で使われることが多いです。

★ジルコニアセラミックのメリット

① 従来のセラミックで奥歯の被せ物に使用した場合、稀に欠けたりすることがありました。

しかしジルコニアクラウンにすることによって欠ける可能性が大幅に減少します。

噛み合わせの力が強い、奥の歯にはジルコニアが適しています。

②ブリッジやインプラントでも使用可能

今まではブリッジやインプラントの土台は強度が必要です。

従来のように金属を使用すると歯茎が黒く見えることがありました。

ジルコニアを使用すれば審美的にも良く、セラミックだけで治療が行えるようになります。

③金属アレルギーを起こさない。

金属は口の中に入るとイオン化し、金属アレルギーの原因になったり、歯茎を黒くしたりします。

ジルコニアは口の中でも安定し、歯や歯茎に馴染み体に悪い影響を与えることがありません。

★ジルコニアセラミックのデメリット

①透明感が少ない

今までのセラミックより透明感が少ないため、奥歯の治療に使われることが多いです。

前歯の治療に使う場合はジルコニアの表面に透明感のあるセラミックを焼き付け、きれいな歯に仕上げます。

②今までのセラミックより費用が高い

ジルコニアは今までのセラミックより2〜3割程度高めの費用がかかります。

※保険診療では行うことができません。

また、ジルコニアの材料が硬いために調整するための時間が必要となります。

上記のようなデメリットもありますが、ジルコニアのメリットをうまく活用すれば

ご自身の歯をより長持ちすることができます!

治療をご希望される方や、かぶせ物の種類でお悩みの方ぜひご相談ください。