虫歯と唾液の関係

スタッフブログ

2016.11.28

こんにちは!スタッフの和賀井です。

虫歯が出来やすい人には唾液の量が少ないことが多いのはご存知ですか?
今日は唾液が少なくなると起こりうるトラブルについてお話しします。
1.虫歯が増える
唾液には虫歯菌が放出している歯を溶かす酸を中和させる力があるため
酸で溶かされた歯を再生させることが出来ます。
唾液が減ると歯はより溶かされてしまい、再生もできないため、虫歯が増えてしまいます。
2.口臭が強くなる
口の中には多くの細菌が住んでいて、細菌が発酵すると口臭が強くなります。
唾液には細菌を洗い流す作用があります。唾液が少なくなると細菌を洗い流す力がなくなり、細菌が増殖し、発酵して口臭が強くなります。
3.歯周病になりやすくなる
唾液の中には殺菌作用を持つリゾチームという成分があります。
唾液が少なくなると、歯周病菌に対抗する力が弱まり、歯周病になりやすくなってしまいます。
4.口内炎ができやすくなる
唾液は、歯が舌を傷つけないよう、潤滑剤の役目を果たしています。
唾液が少なくなると、お口の中で滑りが悪くなり口内炎が出来やすくなります。
唾液が減少してしまう原因として考えられるのは
1.薬の副作用
自律神経、花粉症、高血圧の薬などの薬には
唾液の量を減少させてしまう副作用をもつ薬があります。
特に精神科で出される薬に多いといわれ
急に虫歯が増えてしまうことが多いのです。
2.ストレス
ストレスによって自律神経の異常が乱れ
唾液の分泌率が低くなります。
もし、唾液が少ないな?と感じたら
チューインガムなどを噛んで、噛む回数を増やしましょう。
多く噛めば唾液腺が刺激されて、唾液の分泌は増えます。
それでも改善されない場合は、お口の中に何かトラブルがあるかもしれません。
定期的にお口のなかの検診をしましょう!
初めての方も、ぜひご相談ください。