天然歯とインプラントの違い

スタッフブログ

2015.11.27

こんにちは。受付のW.Kです。

今回はインプラントについてお話しします。

インプラント治療をすると天然の歯が戻ってきたように見えますし、よく噛めるため、治療が終わってしまうと安心してしまう方がいらっしゃるのですが、

インプラントは天然の歯とはまったく違うものなのです。

歯は骨と交通する繊維(歯根膜)によって骨と結合し、その上に粘膜が歯にくっついて、外部の細菌から守る構造をしています。

必要な清掃をしないでいるとインプラントでも歯周病になってしまいます。

インプラントを何かにたとえると、指に刺さったトゲにたとえます。インプラントは清潔ですし骨とくっつきやすいようにしてありますが、くちの中が不潔であったり、傷口が不潔な環境であると、膿んで周囲の組織まで傷つけるのと同様に、細菌に感染するリスクが高まります。インプラントは天然のバリアがない分いっそう清潔に保たなければなりません。

インプラント歯周炎になってしまいますと、炎症がおき、膿がでてきます。しかし初期の段階では痛みもなく骨に強固にくっついているので、気付かない方が多いのです。

グラグラしてきてからでは手遅れになる場合が多いのでインプラントは治療が終わってからも定期的なメンテナンスがとても重要となります。

しっかりケアをして、インプラントを長持ちさせましょう(^^)