レントゲン撮影時の放射線量について

スタッフブログ

2015.04.30

こんにちは、受付のA.Cです。

 

今日はレントゲン撮影について、少しお話させてもらおうと思います。

 

歯科医院では患者様のお口の状態を知るために

 

様々な検査をさせて頂いておりますが

 

なかでもX線検査は、直接見ることのできない場所を調べる

 

大切な検査です。

 

Dr.はX線写真の小さな影から、さまざまな情報を読み取り

 

診療に役立てています。

 

 

その際の質問で多いのが、撮影時の被曝量はどれくらいと言った質問です。

 

 

 

歯科のX線撮影の被曝量は自然放射線と比べても

 

はるかに小さいものです。

 

 

人体への影響は

 

放射線のエネルギー量だけでなく、放射線の当たる組織によって

 

変わってきます。

 

放射線の人体への影響をシーベルトという単位で表しますが

 

お口の中にフィルムを入れて撮影する

 

デンタル撮影で、一枚あたり約4〜20マイクロシーベルト

 

お口全体を展開図のように写すパノラマ撮影で約20マイクロシーベルトです。

 

 

一方私たちが日常生活で、周りの環境から常に放射線を受けている

 

自然放射線は地域によって異なりますが

 

年間で1人当たり約400マイクロシーベルトと言われています。

 

比較するとはるかに小さいですね。

 

例で言えば、飛行機で東京〜ニューヨークを一往復したほうが

 

実行線量が高いのです。

 

 

 

こう言った事から、X線撮影時の影響は非常に少ないものです。

 

より影響を減らす為に、鉛の入ったエプロンも掛けさせて頂いております。

 

 

皆様ご安心して検査を受けてくださいね。