虫歯を治せばまた虫歯になる?!!

スタッフブログ

2014.11.16

受付のN.Nです!

「虫歯を治せばまた虫歯になる?!!」

…矛盾するようなタイトルですいません。
ただ、虫歯を治せば治すほど虫歯になるリスクは高くなっていきます。

その理由についてこれから少し詳しくご紹介していきたいと思います。

虫歯を治す方法は、小さい虫歯であればプラスチック(CR=コンポジットレジン)、普通の虫歯であれば詰め物(以下、インレー)、大きな虫歯であればかぶせ物(クラウン)です。
ここでは、イラストもあるのでインレーで説明します。

インレーは、削った所にセットしますが、その時に専用の接着剤で装着します。
ですが、この接着剤は月日が経つと崩壊していきますので、崩壊した分、インレーと歯の間にすき間が生じますが、このすき間こそ虫歯菌が侵入する入口となるのです。

図1

(あくまで数ある要因の1つとしてですが)
この接着剤の質が良ければ虫歯が再発しづらいですし、質が悪ければやっぱり虫歯になってしまいます。

現在は歯科材料もどんどん良い物が開発されているそうですが、保険診療で使用が認められている接着剤は10~20年前の物しか使うことができません。
それに対して自費診療では、制限なく、最先端のものも使用できるので、必然的に歯の持ちは長くなってきます。

短期的な出費として自費診療は確かに高いものだと思います。
ですが、歯がボロボロになるまで放置し、噛めなくなってきてから自費診療で完璧に治そうとすると、それだけで500万円,600万円(!)の治療費になってしまいます。
若い頃から自費診療で治せば長期的にはグッと経済的に優しいものなのです。

ぜひご参考までに♪